山々に囲まれた田で育つ糸島ブランドの米
糸島市王丸農園は糸島の南東に位置し、周りは井原山、雷山、王丸山、高祖山に囲まれた山村にあります。この地域で育つ米は、米本来の甘味と豊かな香りが特徴。炊き上がりに美しい艶があり、モチモチとした食感が楽しめるのも魅力の一つです。
山間の厳しい環境が一口目から魅了する米を育む
山に囲まれた糸島市王丸地区は寒暖の差が大きく、朝晩の冷え込みもあります。そんな厳しい環境だからこそ、米はより元気により美味しく育ちます。また100%天然の山水で育てられるのも山間の田ならでは。清らかな冷水を贅沢に使用し丁寧に育てた稲は、収穫時期になると黄金の稲穂となり山を金色に染め上げます。
若手生産者が試行錯誤して糸島の米文化を守る
この農園を運営する谷口汰一さんはまだ20代という若手農家。谷口さんが農業を始めるきっかけは、高校卒業する前に農業を営んでいた祖父の手伝いをしたことでした。一つひとつの作業に対し、なぜ今その作業をするのか、どのタイミングがベストなのかなどを考えながら、最高の仕上がりを目指していますと谷口さんは話します。谷口さんのような若い力が、これからの糸島を支えていくに違いありません。