「しろくま」と「雲」で「しろくも」

日々削り出される癒しと幸せ

 

「しろくも工房」という名前の通り、しろくまが大好きという作家の小泉さん。しろくまと、雲をモチーフにした作品が多く、あわせて「しろくも」なのだとか。

大学で芸術を専攻し、その後木工の学校で様々な木工技術を学んだのだそう。在学中に学び制作した作品は、小物から家具まで多岐に渡る。

 

以前は、とにかく「しろくま」ばかり彫っていたという小泉さん。

作品のお写真を拝見してみると、その作品数の多さと、大きさにびっくり!!

大きなしろくまが、飛んだり跳ねたり、逆立ちしたり……小柄な小泉さんから削り出されるのは、等身大、もしくはそれ以上に大きな「しろくま」の彫刻たち。

 

 

彫り跡から伝わるぬくもり

 

ユーモラスで愛くるしい作品たち

 

しろくもさんの作品は、とにかく「かわいい」。作品を目にした人たちが、必ずと言って良いほど口にするこの言葉。

 

フォルムはもちろんのこと、絶妙な色使いでの彩色。

 

 

彫り跡をあえて残すことで、手仕事ならではの温かみを感じてもらうことを大切にしているのだとか。

 

どの作品を見ても、思わず微笑んでしまうこの感じ。

 

 

 

なんだか、良い夢の中で幸せを運んできてくれる妖精のような…

 

 

絵本の中のキャラクターが、立体で彫り出されたような……

 

 

ふわふわと幸せな気持ちにしてくれる、この不思議な世界観が「小泉ワールド」なのだと感じる。

 

 

 

20年間で培われたしろくまのぽっこりお腹

 

様々なかわいい作品があるが、やはりまず見て欲しいのはしろくまちゃんたち。

 

ぽっこりお腹やなんとな〜く猫背(?)なところなど、癒し要素が凝縮されている。

 

「20年このお腹お彫ってます。あはははは〜♪」と笑う小泉さん。

 

作品とリンクし、作家さんからも癒しオーラが溢れ出してほんわか。