こんぶのこ(昆布パウダー)を使った 旨味凝縮ローストポーク

海藻屋の山下商店が提供する昆布の粉末、その名も「こんぶのこ」

こんぶの粉なので、こんぶのこ。

 

糸島で採れたこんぶを粉末にした商品ですが、

特徴を知り使って見ると、なんとまあ、すごく使える子なんです。

 

ご紹介したい使い方はパッケージの裏にも記載しておりますが、

今回はこんぶのこを使った旨味たっぷりのローストポークをスタッフの作り方。

 

先に申しておきますが、途中「1-2日寝かせる」という工程があります!

作り始めてから食べることができるまで、お日にちがかかります。

3日後には美味しいお肉が食べられると想像しながらウキウキ作ってみてください。

 

まず、美味しいお肉のブロックを用意。

ちなみに、糸島豚は、臭みがなくとっても美味しい。

今回は、糸島でも人気の「いきさん牧場」のお肉をチョイス。

 

ヒレ肉のブロックと、

バラ肉のブロックを購入してみました。

せっかく作るので、食べ比べを楽しもうと計画。

 

包丁の刃先で全体に切り込みを入れ、塩を浸透しやすくします。

 

そして、こんぶのこの出番です。塩と一緒にまんべんなく擦り込みます。

 

全体に行きわたったら、隙間なくラップで包み、1-2日冷蔵庫で休ませてください。

 

さて、丸2日間寝かせておいたお肉をついに焼いていきます。

焼く3時間ほど前に冷蔵庫から出して、室温にしておきます。

 

3時間後、ウキウキしながらラップを開いたら…なんと全体にねばねばが!!!

あぁっ、夏だから傷んでしまった!悔しいっ!

 

…と思ったのですが、ちょっと考えて昆布の粘りと気づきました。

昆布の粘り、フコイダンです。

 

自分以外にも、勘違いして焦る方がいるかもと思い、上記くだりについてお伝えした次第です。

 

熱したフライパンで、脂身の面から焼き付けるように焼いていきます。

少し焦げ目がつく程度に全面を焼きます。

この時点で、だいぶんおいしそうです。

 

ここで、フライパンの中にお好みの野菜を入れ、その上に焼いた肉を置きます。

アルミホイルで蓋を作り、野菜の水分で15分ほど蒸し焼きにします。

お肉を裏返し、さらに15分蒸します。

 

肉の中心を肉用温度計で計り60度になっていたら取り出し、アルミホイルでしっかり包み休ませます。

温度計がない場合は金串を刺して熱くなっていれば大丈夫です。

ここでは20分ほど休ませました。

 

いよいよ、切ってお皿に盛りつけるこの瞬間がやってきました。

難しいことは何一つやってないのですが、

数日かけて料理をつくることがほぼないので、

なんだかドキドキする感動の瞬間です。

 

包丁は、スッ…..と柔らかくお肉に入っていきました!

 

昆布の旨みがギュギュっと詰まったローストポーク作りですが、

時間をかけて作ったので、

バラ肉は、刻んでチャーハンに入れたり、インスタントラーメンのトッピングにしたり。

アレンジしていろいろと楽しむことができました。

 

鶏肉とかでも試してみようかなと思った、こんぶのこレシピでした。