やますえ

糸島の明太子と糸島の魚介を全国へ

糸島を代表する明太子の会社「やますえ」は、糸島で作られた酒と醤油にこだわる明太子を発信。さらに地元糸島で揚がった魚介を使う商品も多数あり、中でも天然真鯛を使った商品に力を入れています。今後、福岡=明太子に加え、糸島=天然真鯛という時代が来るのも、そう遠い未来の話ではなさそうです。

 

冬場に最盛期となる糸島の鯛をそのまま調理

糸島は天然真鯛が年間1000トン以上水揚げされる全国有数の産地。そんな鯛を使ったダシ調味料「だしスープっ鯛!」はやますえのヒット商品の一つです。また、鯛だしと糸島産ラー麦を使う半生麺をセットにした「鯛だしまるいとちゃんぽん」も開発。第16回一村逸品大賞を受賞し、話題となりました。市をあげて2018年からPRする糸島の鯛は、やますえの情熱と技術によって、全国へと広まりつつあります。

 

他社や他団体とコラボすることで糸島の食を拡散

やますえの馬場孝志社長は、食品加工業者と農林水産業者等が気軽に交流し相互に連携する「糸島市食品産業クラスター協議会」の代表を務め、新商品開発や販路開拓、地域ブランドの創出を図る活動にも力を入れています。糸島JA、糸島JFとのコラボによって生まれた「鯛だしまるいとちゃんぽん」もその成果の一つ。さまざまな企業や団体が協業することで、オリジナリティあふれる糸島の商品が全国の大手百貨店にも出品が可能に。企業が競合ではなく協力することで糸島の食を広めたいと馬場社長は話します。