食べたいときに食べたい量だけ使えるのがうれしい乾物。
山下商店さんの「あかもこ」は、海藻の一種のアカモク(赤藻屑)を粉末にしたものです。
我が家は、山下商店さんの「いとしま 海のサラダ」が好きで家にストックしているのですが、この「あかもこ」は食べたことがなく今回が初めて。
パッケージには「ねばねばとろとろ」と書いてあります。どんな味わいなのか楽しみです。
ちなみにアカモクは、地域によって呼び名が違うそうで、「ギバサ」(秋田)、「ギンバソウ」(山形)、「ナガモ」(新潟)と言うそう。
パッケージを空けて香りをかいでみると、めかぶ?ワカメに似た磯の香りがしました。
皿に取り出してみるとその粉の細かさにびっくり!
戻し方は簡単で、あかもこ小さじ1に、大さじ2の水(あこもこの約5~7倍が目安)を入れるだけ。水を入れてスプーンで混ぜると、粉の姿からは想像できないほど本当にねばねばがすごい!
アコモクを食べたことがある方から「三杯酢で食べる」と聞いていて、変わりと言ってはなんですが家にカボスがあったので、カボスと醤油をかけて食べてみました。
醤油と酸味の相性ばっちりで、食欲がそそられておいしかったです。 この食べ方なら、冷たくして食べたいので、水で戻した後のアカモクを冷蔵庫に入れておくのがオススメです。
あかもこをもっと手軽に使えたら!と、粉末のまま卵焼きの具にしてみることに。
卵2個に小さじ1弱ほどのあかもこを入れて、醤油で味付け。刻みネギもあったので一緒に入れました。
卵をかき混ぜるときは、あかもこが飛び散らないように、混ぜ初めは優しく混ぜると良いです。
出来立てを食べてみると、いつもの卵焼きが、ややとろっとした食感で、磯の香りは思ったより控え目でした。 粉末のまま使えるのは、より手軽に海藻の栄養が取れてうれしいです。
パッケージの裏に書かれていますが、あかもこを納豆に混ぜたり、ごはんの上にかけて食べたりと、日々の食事にささっと使えるのが魅力と感じた「あかもこ」でした。