9月、旧唐津街道と呼ばれる前原商店街の通りに「糸島の顔がみえる本屋さん(通称:糸かお)」がオープンしました。通常の本屋とは違い、みんなで本を持ち寄り、みんなで運営する本屋です。本棚オーナーになると、自分の本棚を持つことができ、自分の好きな本や、オススメしたい本を販売することができます。
実は私も本棚オーナーです。クラウドファンディングでこのプロジェクトを知った時、「前原商店街にまた面白い場所が増える!その仲間になりたい!」とほぼ勢いで本棚オーナーになりました。ワクワクとドキドキが止まらなかったのを覚えています。
壁一面の本棚はオーナーたちでニス塗りをしました。「どんな本を置く予定ですか?」「オープンが楽しみですね」と初めましての方ばかりでしたが会話も弾み楽しかったです。このワークショップで「糸かお」への愛着がより一層増しました。
本棚に置かれたビジネス書や自己啓発本、絵本など個性豊かな本を見ると「どんなオーナーさんだろう?」と想像してしまいます。オーナー同士はS N Sでつながり連絡を取っているので、いつかお会いできる日が楽しみです。壁にはクラウドファンディングに参加した人の名前が書かれた感謝状が飾られていました。こんなにたくさんの方たちが応援してくれたんですね。
オープンの翌日、店に足を運びました。お客さんで賑わっており、気になる本を手にとって興味深く見ている方が多かったです。自分や子どもたちが読んだ大切な本を、また次の誰かに読んでもらえると思うと感慨深いです。
本棚オーナーは店番をすることができます。私も近いうちに店番する予定です。ゆっくり本を楽しんでもらえるようテーブルや、椅子、ベンチ、コーヒーも用意されています。見ているだけでも楽しい本屋さんです。ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください。