朝からシトシトと雨が降っています。
「今日は1日、部屋で過ごすか」とゆったりしている私をよそに
「シャワーだー」と外へ飛び出る子どもたち。
どうせ濡れるならと、雨の降る中、散歩に出かけました。
我が家では「あめふりさんぽ」と呼んでます。
暖かい雨の日は山からモヤが昇ります。
「おかあさん、あれ、くもになるの?」と5歳の娘。
「あぁ、そうかもしれないね~」と答えながら、理科の時間にそういうのを習った気がするなぁと、ふと。
あめふりさんぽのいいところは太陽が照りつけないこと。
暑さにうだることなくじっくり色々なものを見ることができます。
いつも見かける草花も露でキラキラ綺麗。
彼岸花って芸術作品みたいだなぁと見惚れている私に、
「ねぇねぇ、しってる? ヒガンバナはドクがあるんだよ」と、息子が自慢げに教えてくれました。
学校でお友だちに聞いたんですって。
その後は、水たまりを何度も踏んづけたり、お隣さんちの雨樋の滝に打たれたり。
キャーキャー言いながら我が家に戻ってくると、カマキリがお出迎えしてくれました。
カマキリって、どこから見ても目が合うから不思議。
梅雨はカタツムリ、夏の終わりにはアマガエルに出会います。
いつもの道がなんだか面白い「あめふりさんぽ」。
糸島の季節の移ろいがグッと身近に感じられます。
雨の日って、いいもんですね。