前原中央にある老松神社は、天穂日命(あめのほひのみこと)高天原直系の稲穂の神様と天満天神(てんまんてんじん)菅原大神 学問の神様を御祭神として祀ってある。
1月にある追儺祭(鬼すべ・うそ替え神事)では、鬼の面を被った鬼を福豆で追い払う厄払いの伝統行事や、うそ替えが行われる。
私も毎年行くのだが、1年部屋に飾っていた「木うそ」を手放すのがいつも心苦しくなる。地域の人が手作りする「木うそ」は、大きな目が愛らしく、一刀彫りで薄くはね上げされたカールがとてもチャーミングなのだ。(うそ替えで燃やすなんて… 涙)
2月初旬、老松神社の梅の蕾が膨らんで、一足先に春の訪れを告げる。
天神様(菅原道真)ゆかりの神牛像が気持ちよさそうに日向ぼっこをしている。
境内の奥には大きな楠のご神木、銀杏の木、椿の木がある。
そしていつも綺麗に落ち葉が集められていて、掃除の行き届いた気持ちの良い神社だ。
白梅が先に花開き、紅梅が遅れて咲き始める。
向かって右手に紅梅。バレンタインデーの頃に、ほんのり色づき咲き始める。
天神様が愛する梅の花咲く老松神社から、受験生たちにエールを送る。
頑張れ、ベストを尽くせ、君ならできる!!
みんなの咲きほころぶ笑顔を天神様が待ってるよ。