あなたが、ついつい見てしまうものって、何ですか？

 

それは、花？猫？お菓子や洋服、キラキラ光るもの、ふわふわしてそうなもの、カッコいい色合い、可愛らしいモチーフは、どうでしょうか？

糸島市志摩初（糸島市図書館志摩館の隣）にある「いとしま応援プラザ」１階の「糸島クラフトギャラリー」には、今挙げたものが全てあります。

糸島市で創作活動をするクラフト作家70名以上の作品が、ここに展示販売されています。陶芸、木工、布製品、レザー、ガラス、アクセサリーなど、ジャンルも豊富。ひとことに陶芸と言っても、質感や色合い、出で立ちも様々です。

（工房わらし）

私が、いとしま応援プラザのドアを通って最初に吸い寄せられたのは、手染めの糸でした。

糸には「ヨモギ新芽染めアルミ媒染2021年3月」と書かれたタグが付けてありました。その隣の糸には染め材の情報と共に「退色します」と書かれたタグ。

作家の作品への思いや購入者への気遣いがにじんでいるなぁとほっこり。鮮やかな織物も目を惹きました。

（工房Te・Te）

少し棚を見て回り、目が合ったのはカンガルーの彫刻。

隣のビーグル風の犬も味わい深い面持ち。昔の飼い犬を思い出し、思わず笑みが。

（アトリエKIDO）

ふと壁に目をやると、竹細工がずらり！
最近、竹細工を始めたこともあり、色々な角度から作品を眺めては「へぇ！」「ほー」と、しばらく感嘆。

（前田亨）

ふいにツンツンと太ももをつつかれ、我に返りました。

「ママ、ちょっときて！」

そうだ、今日は娘と一緒にお買い物でした。

「おいしそうなものがあるの。ねぇ、きてよ。」

いとしま応援プラザには、糸島の加工食品も揃えてあります。

彼女は「い・と・し・ま　らすく　いちご」（玄海第一育成園）を買い、店舗隣のオープンテラスでニコニコしながらおやつタイム。

その後も、きらめくピアス、可愛らしいキノコのアクリル画、ビビットカラーの革小物、と、興味は尽きません。

あー楽しい。

（写真上：ひとつぶの空　写真下：工房はーべすと）

「買うより作る方が好き！」そんな方は2階のイベントスペースで不定期に開催される、作家によるワークショップを狙ってみてはいかがでしょう？

「お買い物より外に繰り出したいなぁ」という方向けに、観光情報やウォーキングパンフレット、レンタルバイクも用意してありますよ。

作家や起業家だけでなく、あなたの「好き」も応援する施設「いとしま応援プラザ」へ、ぜひ一度行ってみてください。

ドアが開いて、あなたの目に飛び込むものは何でしょうね。

 

 

◆耳より情報◆

　11月2日（水）から、羊毛小物やフェルト作品を手掛ける「コリデール」の展示販売会を開催。

　ふわふわあったかい作品が店内奥の特設スペースに並びます。